印鑑の材質の秘密

印鑑の材質の秘密

印鑑作成における、一般にはまず聞くことが出来ない秘密をここで明かします。

世間で開運印鑑と称されているものに使われている印鑑の材質には、柘(つげ)・黒水牛・象牙の3種類があり、この3種類のみが吉相印材とされています。
しかし実際に本当の大吉となり得る材質は【国産の本柘(ほんつげ)のみ】となります。

印相における印材の秘密について

印材の質が命運を分ける

一般に流通している普通の象牙や黒水牛では運はなかなか開きません。
(ものによっては若干良い物もたまにはありますが、基本的にはデメリット多し)

万物の霊長である人間の魂を宿す印鑑に、動物性の印材を使うこと自体が誤りであると言えます。

人間の持つ霊性より格段に劣る象や黒水牛の死んだ牙や角を使うのですから、その霊気を受ける事によって運勢が上がるはずがありません。
同じ水牛でも【白水牛】はさらに凶相の【波乱万丈】の象意を持つ凶相印材です。

他にも、最近ではファッション性や耐久性を重視した印材も出てきていますが、それらは全て衰運を招く凶相の素材ですのでご注意下さい。

特に無料占いで客寄せを行い、顧客の弱みにつけ込んで高価な水晶印鑑を売りつける悪しき商法が大変流行っています。水晶印鑑は印材の中でも最も悪い素材で、大変な凶作用を及ぼしますのでご注意下さい。

凶相印材については、詳しくは「凶相印の真相」または「水晶・宝石印鑑の問題点」をご覧下さい。

自然の息吹が幸運を引き寄せる

人を癒し、発展の力を与える樹木の力

象牙や黒水牛の値段が木である柘(つげ)より高いのは、印材の希少価値や原材料価格が高いのであって、決して開運するからではありません。

開運力としてはむしろ本柘が圧倒的に一番であります。これは柘は自然の樹木であり、発展・繁栄の象意であることから人間の分身として、開運印材としても最適であるからです。

家相学を例に取りますと、建築の材質として自然に近ければ近いほど吉相であり、一番の大吉相は国産の桧材、続いて杉・松・ヒバ等の良質の高級木材になります。

人が生きていく中で自然の物は人にやすらぎを与え、疲れた体と心を癒し、さらに開運の発展力も与えてくれるものです。

家相の例をみても自分の分身である印材(印鑑の材質)を考えた場合、特上の本柘が一番の大吉相であるという意見は真を得ていると思われます。

家の中に木の建具や壁、置物などの木工製品があると、脳に良い作用を及ぼすのは科学的に証明されております。

本柘の種類と産地について

柘(つげ)の質は産地によってだいぶ異なり、今日本で売られている柘の多くは格安な東南アジアや中国産です。これらアカネ柘と呼ばれ、質的には国産材よりだいぶ劣ります。また、外国産のアカネ材は、クチナシ属/アカネ科の常緑樹であり、実際には柘ではありません。

柘ではないので当然印鑑材料の品質としては劣ります。

やはり国産品である本柘が一番で、印鑑の素材には最適であり、日本の風土で育った樹木はきめ細かく、開運力も素晴らしいものがあります。

国産の本柘と言えば、現在の主流は鹿児島県の薩摩産ですが、以前は御蔵島産が有名でした。しかし、御蔵島産の本柘(黄楊)は天然物のみで採れる量がとても少なく、大量生産が困難であることから薩摩本柘が主流になった経緯があります。

品質的には薩摩産でも十分素晴らしいのですが、御蔵本柘は更に上をいく最上の本柘印材となります。

象牙は本当に縁起がいいのか?

象牙は主に密漁から供給される

象牙は縁起が良く、神聖な動物であり、そのため象牙が一番だという意見もあります。しかし、何を理由に縁起が良いかは根拠がなく、ただ単に売るために【縁起が良い】と片付けられているのが実情と言えるでしょう。

ところで象牙は本当に縁起が良いのでしょうか?印鑑は人の魂を宿す神聖な器であります。動物の死骸から摂取した素材に、人の魂を宿して本当に開運するのでしょうか?

生き物は死んだ瞬間にエネルギーを失います。しかも殺された場合には、恐怖と絶叫のマイナスエネルギーを放出するものです。

印鑑は人間で言えば体。その大切な体に動物性素材は本当に適しているのでしょうか?
よく考えれば分かることです。

印鑑は耐久性で選ぶな!

耐久性を考えて象牙を検討する方もいらっしゃいますが、本来印鑑は耐久性を重視して選ぶものではありません。耐久性が良くても開運効果の劣る印材は単なるハンコの役目でしかないはずです。

悪い印鑑が長持ちしてしまえば、結局は逆効果です。運が開かない波動を長期間受けるはめになってしまうのですから。

また、現在販売されているほとんどの象牙は業界用語で「ソフト材」と呼ばれ、実際には欠けやすいので問題外と言えます。象牙を購入するなら「ハード材」を選ぶべきです。もちろんハード材であっても柘よりも劣るため意味はありませんが。

黒水牛はもともと乾燥に弱く、保管しているだけでも欠けてしまうこともあり、長期使用には向きません。

いずれにしても、象牙や黒水牛は硬そうに見えるだけで、実際に一生物とはなり得ない印材だという事をご理解下さい。そもそも耐久性を考えて象牙や水牛を選ぶのは検討違いであると言えます。

現在販売されている象牙の供給源は密漁

現在日本にある象牙のほとんどは密漁によって惨殺された象から、無理矢理えぐり取られたものです。
あまりにも残酷な画像なのでホームページには載せられませんが、ネットで検索すればで出てきますので、確認したい人は検索してみて下さい。

そもそも1990年代にワシントン条約で輸入が禁止された象牙が、今でも販売されている訳がありません。
印鑑屋では「正式輸入の残りもの」と説明しているようですが、全て真っ赤な嘘であることは明白です。

象牙シールを添付しているお店もたくさんありますが、あれは問屋から一枚100円とかで購入できるものであり、本物の証ではありません。騙されないように注意しましょう。

ところで当店にも中国の業者から連絡が入ることがあります。内容は「象牙を安く仕入れることができます」というものです。日本の問屋からでなくても、このようにして密漁象牙は日本に入ってくるのです。

象牙印鑑では開運しない

運勢の面からも、実際に当店に来られるお客様に聞いても、「象牙を使用したが、全く何も変わらなかった」、というのがほとんどであることから間違いのない事実であると言えます。

以前(20年近く前に一度だけ)当店でもお客様の強いご要望にお応えして、厳選に厳選を重ね、本当によい気を宿した象牙・黒水牛の印材を更に浄化して、限定販売したこともありましたが、安定供給は無理なため短期間で販売は中止しております。

またいくらお客様のご要望とはいえ、どんなに象牙等の印材を浄化しても小吉が精一杯のため、今後は本柘以外の印材を取り扱う予定はございません。ご了承下さい。

印鑑は運勢に多大な影響を及ぼします。故に開運の度合いをもって印材を選ぶのが正しい印鑑の判別方法なのではないでしょうか?

運の開かない黒水牛・象牙を一生使用しても結局は開運にはなり得ません。一生のうちにたとえ2、3度の改印(印鑑の買い替え)が必要であっても、大吉の本柘印材を使用すれば一生大吉の充実した人生となるのですから。

タイトルとURLをコピーしました