風水表札に使う木の種類は、一位・木曽桧・ヒバ等の天然銘木が大吉

風水表札

このページでは風水表札で使用する素材(木の種類と特徴)について説明させて頂きます。

最高位を意味する【第一位の】の自然木

一位は表札に最も適した素材

イチイの名前は「一位」という最高位の意味からきています。
昔、神官が君命を拝受する際にシャクを自分の眼前に掲げ、そこに君命を間違えないように書き記しました。

当時、君命は第一位に重要なので、その君命を記すシャクにはイチイの木だけが使われたため この木が一位と呼ばれるようになりました。
また、そのシャクの長さが一尺だったのでその板が<シャク>と呼ばれるようになってのです。

関西地方では「アララギ」と呼び、高貴な気とされています。 一位は白檀に似た香りのする木です。

神の木である桧

優しさと木の温かみが一番感じられる素材

日本人にとって最も馴染みがあり、また高級素材として認識されているのが桧(ヒノキ)ではないでしょうか?

桧は神社仏閣の建築に使用される神の木であり、総檜造りの家は日本人にとっての憧れでもあります。
最も強く、また同時に優しいのが特徴で、その風合いや強度、香りにいたるまで、正に最高級の素材の一つと言えます。

日本書紀には「杉と楠木は舟に、桧は宮殿に、マキは棺に使いなさい」と書かれています。

ヒノキは古い時代から宮殿建設用として最適で最高の材となることが、知られていたわけです。

「ひのき」という名は「火の木」の意味で、古代に火おこしに使われたことが語源という説と、尊い木なので最高のものを表す「日」をとって、「日の木」という説もあります。

青森ヒバよりも強い米ヒバ

木肌の美しさと耐久性は随一

日本のヒバは翌桧(アスナロ)と呼ばれ、青森では<ヒバ>、秋田では<ツガルヒノキ>と呼ばれており、ヒノキ科アスナロ属になります。(完全なヒノキではありません)

「明日は桧になろう!」というのが翌桧(アスナロ)の意味ですので、ヒバは桧の弟分と言えます。ということは、国産のヒバよりも国産のヒノキの方が格上になります。

その一方で、名前は似ていますがヒバより良い素材として米ヒバがあります。米ヒバはヒノキ科ヒノキ属になります。要するに桧になります。

青森ヒバも米ヒバも同じヒノキ科であるということから、特徴も酷似していますし、通常見た目だけでは双方の違いを見分けることはできません。

米ヒバは別名<アラスカイエローシダー>と呼ばれており、アラスカからカナダのブリティッシュ・コロンビア州の海岸地方一帯、北アメリカ大陸西海岸沿いの北部が主な産地であり、天然林として管理されています。

自然環境は日本よりも圧倒的に過酷な地域ですので、米ヒバはとてもタフに育っていくのが特徴です。

性質としては、極めて強い耐水性があり、薬剤を使わなくても、白蟻や害虫に対してとてもて強い抵抗力を持っています。
さらに、枯死しても芯までは腐らないと言われあらゆる素材の中でも、耐久性に関しては米ヒバピカイチです。

その耐久性の強さや害虫も近寄らない性質から、日本でも数々の神社仏閣にも使われているのです。

日本の神社仏閣というと「国産の桧材がメインではないのか?」と思われるかもしれませんが、決してそうでもなく、米ヒバも広く使われています。

そもそも産地が違うだけで、米ヒバもヒノキ科ヒノキ属なので、米ヒバを使用しても、桧で建てたと言えるわけです。実際には国産よりも耐久性があって硬いので、より強い桧材と言えます。

縁起面での意味としては、強い耐久性と害虫に対する抵抗性があるため、【外的から家と家族を守る、魔除けの素材】と呼ばれてます。

強い米ヒバが家を守る

アラスカやカナダの 過酷な環境を生き抜いた 最強素材が米ヒバ

ヒバというと真っ先に「青森ヒバ」を思い浮かべる人がほとんどかと思います。

日本では何でも国産材の方が良い印象がありますが、必ずしもそうではありません。それぞれの特徴を理解した上で、適材適所に使用するのが正しいやり方と言えます。

国産というと聞こえが良く、人に与えるイメージもいいのですが、ヒバの縁起上の性質である「外敵から家を守る」という意味から、よりダイナミックで過酷な環境で生き抜き、強い大地で育った米ヒバが理想と言えます

上の項で説明しましたが、米ヒバは育った環境がより厳しく過酷なので、その強さが家を守る表札として最適なのです。

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