日本ではトランス脂肪酸の規制が全くありませんが、海外では続々と規制が進んでいます。
それもそのはず、動脈硬化や心臓病、癌の原因と言われ、カリフォルニア州では全面禁止、2006年からはニューヨーク州の外食産業で禁止になっているのですから。
先進国ではトランス脂肪酸の規制が当たり前
その他の国々でも規制の動きが広まり、マーガリン工業組合が自分の利益を確保するために規制が行われないよう動いている日本だけが、先進諸国の中で取り残されている現状です。
マーガリン、ショートニング、ファットスプレッドを初めとするオメガ6系の悪い油に含まれているのがトランス脂肪酸です。
ところで日本のマクドナルドでは揚げ物にトランス脂肪酸そのものであるショートニングを使用しています。ファストフードばかりの食事をしていると体調が悪くなったり、太るのはこのためでありますが、海外のマックではちょっとした変化も出てきています。
↓これが証拠写真です。アメリカのマックのフライドポテトのパッケージです。「Nutrition Facts」の欄の3行目には、「Trans Fat 0g」と記載があります。
アメリカではトランス脂肪酸が入っていると売れなくなるほど叩かれますので、原料を変更せざるを得なかったのでしょう。
日本も同様に危険原材料の撤廃をするべきではないでしょうか?
日本の消費者はおとなしすぎます^_^;
本場アメリカのマクドナルドの証拠写真Part2
もう一つは日本で言うお子様用のハッピーセットの話です。アメリカではハッピーセットではなく、「Happy Meal」と呼びます。
日本では何でも「セット」を付けたがりますが、向こうではmealを使います。
「~セット」も向こうのマックでは「value meal」になります。
手前側に 「cooked in a canola oil blend for zero grams of trans fat per serving」
と書いてあります。「なたね油を使用してますので、トランス脂肪酸はゼロですよー」という意味です。
子供の頃からトランス脂肪酸漬けになっては、将来の健康にかなりの影響が出てしまいます。
日本のマクドナルドも是非頑張って下さい!