中国がん村?体内毒素と発癌の関係性

中国がん村?体内毒素と癌の関係性 美容・健康・病気

中国には「がん村」という場所があるそうです。

もちろん本当の村の名前ではありませんが、癌で死ぬ人が異常に多いのだそうです。

特に郊外や農村や貧困地域での死亡率が高く、いわゆる産業廃棄物のゴミの捨て場所となってしまっている地域です。
違法投棄の最終地点と言えばよろしいでしょうか?

以前にテレビでも観ましたが、日本のゴミも中国にたくさんやってきており、リサイクルで処理し切れないものを、安く捨てているのです。

貧困地域ですから、お金がもらえれば引き取ります。その結果環境汚染地域になってしまったのが癌村の始まりなのです。

化学物質や産業廃棄物が原因で起きる癌

中国メディアによると、水質汚染が深刻な中国東部の淮河流域の瀋丘県には「がん村」が100以上存在し、その1つ黄孟営村は人口2140人だが、1990-2004年までの死者数の54%が癌だったとしています。

中国医学科学院腫瘍研究所の陳智周研究員はがんの急増の3大原因として

  1. 空気、水などの環境汚染、特に地下水汚染
  2. 食品汚染
  3. 細菌・ウイルスの増加

を指摘。

陳研究員は食品汚染について、家畜に使われる薬品や肉質向上のための飼料添加剤、野菜やくだものに使われる成長剤、殺虫剤などが、がん急増と関係があるとしています。

また、中国の週刊紙・南方週末によると、「野菜などへの重金属残留は慢性中毒を起こし、鉛の過剰摂取は血液病を、カドミウムの過剰摂取はがんを引き起こす」と警告しています。

いずれにしても癌の原因は体内毒素です。
毒素を処理し切れなかったものが溜まりに溜まったのが悪性腫瘍となります。

文明が作り上げてきたものの裏側には深刻な問題が隠されています。日本はどんどん多くのものを作り、また同時に捨てています。

完全にリサイクルできないものが、裏社会で多くの問題を引き起こしていることを、我々ももっと知るべきだと思います。

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