今日は食品の話をさせて頂きます。
通常鮪というと、大トロ、中トロ、赤身みたい部位によって肉質を判断しがちですが、部位でなくマグロそのものにも等級があるようです。
先月テレビで見たのですが、マグロを釣った後に細い針のようなものを刺し、僅かに採取した肉質から、マグロそのものの等級分けをするようです。
大きく分けてA~Dランクがあり、その時企画で参加していた回転寿司の責任者は、「うちではA、Bランクしか使用しない!」と言っていました。
通常お店に並ぶのはA、Bランクのマグロだけ
要するに、大トロとかそう問題以前に、AかBランク以外のマグロが店頭に並ぶことはなく、皆さんが食べているのはAやBの大トロとか赤身なのです。
そして店に並ぶことのない、並べられないような肉質のマグロはどうなるのか???
実は、この低級レベルのマグロが加工食品の材料になるとのことです。加工食品に使用しなければ捨てるだけのものです。
以前から加工食品の原材料の質の低さは知っていましたが、そのままでは誰も買わないし、店頭にすら置けないような物が加工食品に姿を変えているのです。
ですから、原材料にマグロ、とか書かれていても、決してそれは見栄えのよい店頭で並んでいるものでなく、極端に言えば廃材とも言えるものだったのです!
前にも書きましたが、ミートボールの肉は、骨を削ってドロドロの肉とも思えないものを、添加物で味付けたものです。
加工食品の恐ろしさは、原材料の質の低さと、それをカバーするために多量に使用される何十種類の化学薬品(食品添加物)であると言えます。
ケヴィン・トルドーがスーパーに並んでいる加工食品は買うな!と言っておりますが、確かにそうかもしれない、と納得させられる番組でした。