姓名判断というのは実に奥が深く、世間では画数のみが一般的にポピュラーになってしまっていますが、実は画数のみの判断は表向きの傾向でしかありません。
必ずしも吉の画数の人が運がいいとは限らず、逆に凶の人が不幸とも限らない理由は前回書かせて頂きました。
よって姓名判断の占いを画数だけで受けると、一応傾向的にはなんとなく出るため、「当たる」と感じてしまうこともあるのですが、実際にそれが人生にとってプラスに出るか、マイナスに出るかは生年月日との相性しだいになります。
言霊の秘密|音が違えば運勢も変わる
今回は音の秘密について少し書かせて頂きます。
実は音というのが姓名判断において、かなり大きな意味を持ちます。
昔からいう言霊(ことだま)といわれているもので、一つ一つの音には霊が宿り、その組み合わせ、または単体の音に意味が宿るというものです。【言葉のパワー】と言えば分かりやすいでしょうか。
音にも吉凶があるとしたら、やはり画数だけでは総合的な判断は難しいと理解できるはずです。
例えば、【裕】という方がいたとします。
この人を【ゆたか】と呼ぶ場合と、【ひろし】、または【ゆう】と呼んだ場合、画数は全く同じでありますが、果たして運勢は同じになるのでしょうか?
答えはNOです。
読み方が違うだけで、運勢は全く変わってしまいます。
という事は逆に、読み方を変えるだけで、運勢を180°変えてしまう事だって可能になります。
いかがでしょうか?
画数にもう一つの要素の音を加えただけで、鑑定結果はまったく別のものとなるのですから、「画数で何画だから」という鑑定内容がいかに表面しか観ていなかったか、その程度の占い師に今までいかに翻弄されてきたか、がよくご理解頂けたかと思います。