姓名判断で最もよく使われる要素である画数判断は一番メジャーな鑑定法ですが、画数はそもそも姓名判断の一部でしかありません。
これは素人判断レベルでは理解できる問題ではないため、間違いが起きやすいと言えます。
ですので画数判断だけで印鑑を作ると、どうしても中途半端な開運印鑑になってしまうのです。
当店のお客様のお名前を拝見させていただいても、明らかに無理矢理24画や31画に合わせていると思われる名前も多々見受けられます。
しかし私が総合鑑定でみると、最終的に凶となっている場合が多いのです。
当たり前ですよね。姓名判断の一部でしかない画数だけ大吉にしても、他の要素がおろそかになっているので、総合的にはマイナスになる。
ところでこの問題は一般の人だけではありません。実際にはほとんどのハンコ屋さんで、同じレベルの鑑定が行われているのです。
巷の開運印鑑専門店はほとんど素人レベル
日本全国の自称開運印鑑屋さんでは、ほとんど90%以上は画数のみでしか観ていないのが知られざる裏事情です。
姓名判断だけみても、画数がよくても五行が悪ければ運勢はあまりよくありません。画数の良さが五行の相剋によって取り消されてしまうからです。
さらに「読み方(発音)」という音霊学が加われば、運勢は全く別のものとなるのです。
例えば、画数を大吉にしても、発音するときの音の運勢が大凶だったら、どうなるのでしょうか?
当然その結果は、1-1=0となります。
実際には、プラスの現象も起きれば、マイナスの現象も起きます。よって幸不幸の波がある人生となるのです。だから素人判断で一生懸命に名前を考えても、実際にはあまり意味がないことが多いです。
これが同じ画数でも運勢に差が出る理由です。
姓名判断も調和があって初めて意味がある
過去何回かにわたり、画数だけに固執する過ちには書かせていますが、それでも当店に同じような質問が連日届きます。
巷の占い師は画数でしか判断ができないため、そこにこだわるのです。
だから「31画で印鑑を作ればいい」とかで、もっともな意見を述べるのです。
しかし何度もいうように画数のみでは開運はしません。五行の組み合わせが悪ければ運は開かないからです。
更には生年月日との組み合わせも悪い場合、例え31画にしても、いや31画にしてしまったばかりに運を落とすケースも出てくるのです。
「全人類に同じ画数が大吉になることは絶対にあり得ない」という事実が分かっていない占い師が多いのは非常に残念なことです。
生年月日もかなり重要
生年月日は運勢上最も重要なファクターです。
四柱推命やホロスコープなどがそうですが、名前が分からなくても生年月日だけで細かい運勢から容姿の特徴まで出せるほどです。
姓名判断、特に画数だけでは絶対に取り出せない情報と言えます。
それにも関わらず、巷の霊感商法では姓名判断というより画数のみで印鑑を作っているのですから、まったく意味のない駄印と言えましょう。
画数のみで作るところの言い分は一切信じない姿勢が必要と言えます。