エジプトの神秘術である、カバラの数霊秘儀からみる先天運鑑定の続きになります。
基本ルールを知ることと、皆様の<基本因縁数>を割り出すことが必要ですので、前回の記事と前々回の記事をまずは読んでください。
前回のブログでは基本因縁数1-3まで書きましたので、今回はその続きの4-6になります。

基本因縁数4の意味
【プラス面】
- 忍耐強く、継続的に努力していくことが得意で、長期的に一つの大きな事を成し遂げていく。
- 誠実で人間的にも深く、深い洞察力を持ち、状況を的確に見定めていく能力がある。(物事の処理能力に長けている)
- 芸術性や精神性に深いものがあり、センスの良さで価値あるものを作り出していく。
明るく発展的で、楽しいことが大好きな数字です。もちろん楽しいことはみんな好きですが(笑)より物事を発展的に捉えることができる、という意味です。
精神性や創造的意識があるため、未来のビジョンが描きやすいと言えます。
【マイナス面】
- 常に多方面の事で精神的苦悩が尽きず、病弱であったり、ヒステリックであったりする。
- 現実と理想のギャップが大きく、常に現実に対して不満を持ち、破滅的になる場合もある。
- 何をやってもあまり長続きせず、うまくいかない場合が多い。
わがままで頑固な面があり、4がマイナスに出ると精神的にやられる傾向があるため、いかにポジティブな思考が継続できるかがポイントになります。
基本因縁数5の意味
【プラス面】
- 才能・職能力・技術に秀でて、大きく名を成していき、度量も大きく、何故だか物事がうまくいく。
- 常に大きな理想を抱いていて、それを実現してしまう能力と運気がある。
- 物事を躍進・完成させ、確実に業績を上げていく大きさと強さがある。
強い運気と実力を兼ね備えた王者の数字です。大きなビジョンを持ち続ければ大成します。
【マイナス面】
- 自分の価値観・美意識・考え方を人に押し付け、それに合わない事にはあまり努力せず、行動もしない。
- 自分がトップにならない限り、全力を発揮せず、傲慢でもある。
- 状況が変化に富んでいない限り頑張りがきかず、固定されている状況では悩みや持ち越し苦労で精彩を欠く。
時として夢だけを追い、現実の努力をしないで、空回りからうだつが上がらない場合もある。
基本因縁数6の意味
【プラス面】
- 周囲の困難な状況を見捨てておけず、身を挺して共に乗り越え、その度に新たな価値観を得ていく。
- バランス感覚があり調和を好み、人と人、物と物の間を取り持って、それらを活かしていく能力がある。
- 文学的・哲学的・芸術的な精神世界を好み、そのような価値観のもとで行動していく。
現実を冷静に判断する能力があります。過去を引きずらず、前を向く強さがあります。
【マイナス面】
- 何事も波乱と困難を含み、順調にいかない場合も多く、次々と職場や環境を変えていく。
- 山あり谷ありの変化に富んだ人生であまり恵まれず、物事もダメになりかけてから持ち直していく。
- 困難な状況に追い込まれないと頑張らず、困難を脱するとあまり頑張らないから、物事はあまり大きく成功しない。
一旦自分をどん底まで落としてから這い上がる傾向があるため、継続力さえ身につければ、何事も上位に食い込む底力はがあります。
一歩一歩前進していく継続力が人生のポイントになります。
開運印鑑でも運命を変えられる
以上、今回は基本因縁数4~6までを解説しました。
ところで、人の運命は生まれつきの数字で全てが決まるものでもありません。
先天運はあくまでも、生れ落ちた時の運気の傾向に過ぎず、学びと進化の日々を送ることにより、本来の運命とのギャップができるものです。
その結果として新たに創生されるのが、後天の運となります。
人が生まれてきて一番大切なのは、もらった運命のままに生きることではなく、運命を変え、乗り越え、理想の運命を自分でつくっていくところにあります。
開運印鑑は正にそのための補助となる開運ツールになります。
生年月日や姓名判断が悪くても、開運印鑑の中で数霊の変換を行い、さらに強いエネルギーを注入するのが私が作成する開運印鑑になります。
基本運命数が自分の望みと違っても悩んだりがっかりする必要はありません。
運命を変換する法則もこの世にはあるからです。