開運印鑑のご注文時に、多くのお客様がご自分の願い事や現在の問題点や悩み事、ご希望等を備考欄に書かれています。
もちろんそのような事をこちらに伝えていただくための備考欄ですので、全く問題ありませんし、どんどん書いていただきたいと思います。
ただその一方で、「全てお任せします」という方も大勢いらっしゃいます。
文章から察するに、「お任せします」と書かれている方は大概現状の運気が良い方のようです。問題がないから心にも余裕があり、お任せにできるわけですね。
反対にビッシリと事細かに過去から現在までを詳しすぎるくらいに書く方もおられ、文章からも現状抱えているであろう苦しみや焦りといったものも、とても強く伝わってきます。
心の状態が未来をつくる
もちろん今が苦しいし、どうしても叶えたい夢や願望があるけどそれが掴めない場合、いろいろと書きたくなる気持ちも分かりますし、その願望をしっかりと余すところなく私に伝えたいという気持ちもよく理解できます。それが長い文章となって表れるわけです。
しかし潜在意識の法則からすると、現状の苦しみを詳しく人に伝えたり、毎日何度も考えたり、悩んだりすることはあまりおすすめできません。
何故ならば、現在の心の状態が未来をつくるからです。
つまり強く苦しみすぎると、苦しみが長引いたり、別の苦しみを引き連れてくる可能性があるのです。
また「何が何でも!」という強すぎる執着心は、かえって願望成就を遠ざける結果にもなります。
それは執着心というのは、焦りと危機感が伴って生まれるものですので、波動はマイナスでネガティブなものとなるからです。
そのような強すぎる願望と執着心と化した心は重たくなります。「何かあの人重いなー」と周りも感じますよね。
重すぎる心は心の次元界を下に落としてしまいます。(心の抽象度「次元界」が低くなる)
そうすると物事はあまりうまくいかなくなります。
心の状態が現実をつくるからです。
苦しみは手放すことで消えていく
それではどうしたらいいかといいますと、苦しみは手放した方がいいのです。
簡単に聞こえますし、「そんな簡単に言うけれどもそれが難しいし、できないから悩んでるのです」という方もおられるでしょう。
でも悩みって今起きたことではなくて、過去から引きずっていることがほとんどですよね?
現状の悩みというよりも、過去から引きずってきて今もある状態だと思います。その<悩みと同伴した状態から離れることが起死回生のきっかけを生む>とお考えください。
願いが叶う原則は「心の軽さと明るさによる希望」です。つまり執着心とは逆の意識状態。
瞑想で意識をリセットする
スポーツや趣味、好きなことを積極的にやっていくことで、意識は「楽しい」方へ向いていきます。この心理状態の変化がとても重要で、後の現実的変化へと繋がっていきます。
これらは動的な心の変化と言えます。
それとは反対に静的な変化もとても有効的です。
それが瞑想です。
これまで数万人以上を鑑定し、開運印鑑を作り、またはコーチングやカウンセリングを通してたくさんの人々の悩み解決のお手伝いをしてきましたが、多くの悩める方、または現状運勢が弱い方には特徴があります。 逆に運気が強く、成功している人にも特徴[…]
正しく瞑想することで、心は穏やかになり、煩雑な思考はリセットされていきます。ちょうどマイナスの思考でたまった想念のカスが掃除されていく感覚ですね。
こうして瞑想による意識がクリアになると、心の抽象度が上がり、もっと大きな視点で物事を見れるようになります。
すると今まで見えていた世界がちっぽけなものであったことを実感したりします。見える世界が変わると問題の解決もスムーズにいくものです。
まとめますと、
- 悩みや、強すぎて執着を伴う願望がある場合は、一旦手放す
- 意識のベクトルを他のプラスな何かへ向ける努力をする
- スポーツや趣味、瞑想で意識をクリアにして、心の状態を転換することによって、見える世界が変わってくる
- その変化が、現状を変えていく
このように心の状態をポジティブな方へコントロールできるようになると、開運印鑑の効果もより強く出るようになります。