成功者は日常の思考が一般の人とは違います。
ちょっとした考え方の違いですが、その状態が24時間365日間、さらに何年も経過すると圧倒的な違いを生み出すのです。
本日は、今や時の人となったMLB（メジャーリーグ）で旋風を巻き起こしているエンゼルスの大谷翔平選手の思考から学ぶ場としたいと思います。
マイクトラウトが語る大谷翔平のメンタル
マイクトラウトは大谷翔平選手のチームメイトです。
MLB（メジャーリーグ・ベースボール）現役最高の選手と言われており、オールスター出場9回、ア・リーグMVP3回受賞、シルバースラッガー賞7回を獲得。200本塁打200盗塁を達成した、 大谷翔平選手が兄のように慕っているスーパースターです。
そのマイクトラウトが【Sporting News】というメディアのインタビューで語った内容から、成功者の日常の思考が垣間見えたので紹介させていただきます。
誰もあまり気付いていないと思うけど、翔平のメンタルは感銘を受けるぐらい凄い
日頃ずっと一緒にいますので、テレビからは伝わらない大谷選手のメンタルの強さを感じているようです。
心の切り替えが上手な人が成功している
本来、バッティングっていうものは難しいんだ。俺たちだって大部分で失敗している。
だけど、翔平は、失敗した打席を一切引きずらない。本当にすぐに切り替えるんだよ。それに加えて、彼はピッチングもやってるから驚きでしかない。8回を無失点で抑え、100球近く投げて、次の日に試合に出る。本当に信じられないね。
特に重要なのは「失敗した打席を一切引きずらない」というところです。
人は何かうまくいかなかったり、悪いことが起こると、ずっと悩みを引きずる傾向があります。
直後なら仕方ないですし、反省やそこから学ぶこともありますので問題はないのですが、何日も何ヶ月もさらには何年も前のことをずっと気にしたり、そのことで苦しんでる人も大勢います。
正直これでは運は良くなりません。むしろ悪くなります。
心の状態がネガティブな領域でとどまっているので、その周波数が別の悪いことを引き寄せるからです。
私のコーチングでも「過去は一切関係ない」と教えていますが、社会全体は過去を引きずるように洗脳されていますので、この意味はほとんどの人にはよく理解できないようになっています。
よく考えれば当たり前のことで、過去にこだわり過去の苦しみとトラウマから抜けられない人は、なかなか成功まで辿り着けませんし、常に未来志向で前を向き続ける人の方が成功率は高いに決まっています。
コーチングではないので具体的な説明は省かせていただきますが、マイナスな結果が出た場合は、すぐに切り替えるのが幸運を呼ぶコツであることに変わりありません。
大谷翔平も実践した目標達成シート（マンダラチャート）
野球をやっている子供は誰もが彼の行動を真似すると思うよ。
翔平は失敗しても、腹を立てているのを見たことがない。常に笑顔でいる。そしてどんな時も努力を惜しまない。
あいつはすべて、モノが違うんだ。かなりクレイジーだよ（笑）
マイクトラウトにこのような事を言われるのですから、本当に凄いですね。
ここで重要なのは、「腹を立てるのを見たことがない」、「常に笑顔でいる」というところです。
特に珍しくない言葉だと思われがちですが、本当に意味のあることは、最もありふれたところにあるものです。
この当たり前のようなことの裏側には実は相当の秘伝が含まれているためブログでは詳しくは書けませんが、これを日々自然に実践できている人はかなりの幸福に恵まれます。
ところで大谷翔平選手は現段階（2021年7月8日）では、オールスター前なのにホームランを33本も打って両リーグ単独トップ、先発投手としては4勝をあげています。二刀流として100年前のベーブルース時代の記録を次々と塗り替えており、社会現象になっています。
その大谷選手は高校生の頃、目標達成シート（マンダラチャート）を使っていたのは有名な話ですね。
私のコーチングでもバランスホイールというツールも使っていますが、同じようなものと理解してください。
簡単に説明すると、自分の目標（夢）を達成するために必要な要素を8つ書き出し、さらにその要素を達成するために必要な具体的目標を8つずつ書き出して曼荼羅（マンダラ）を作るというものです。
こうやって自分の夢を叶えるために必要なあらゆる要素を意識に入れ、実際に実行してきたのです。
特別な才能と体格に恵まれてたから、成功した訳ではありません。
もちろん生まれつきの部分も多いのですが、その可能性を伸ばしたのは様々な運を良くするためのメソッドであり、実際には実行しつづけてきた本人の努力によるものです。
こうしてみていくと、成功している人は、なるべくして成功しているのが分かります。
それは日頃の思考や心の持ち方、そしてしっかりとゴールを設定し、確実に前へ進み続けている日々を送っているかどうか、につきます。
