昨日の印鑑商法の話の続きになります。
占い師に運勢を見てもらってから、高額な開運印鑑を勧められる場合は、その印鑑は100%外注です。
つまり、その占い師が開運印鑑を作っているのではなく、どこかの制作会社に注文をしているのです。
当たり前です。普通の占い師は印鑑を彫ることはできませんので。
印相は秘伝のさらに秘中の技
印相は一般に開かれた占いではありませんし、なんとなくの鑑定はできても印鑑は普通は作れません。また篆刻文字にも知識が全くない場合がほとんどです。
以前、とある有名な占い師に印鑑作成を依頼されたときも、「私は全く印鑑は分かりませんので、100%お任せします」と言われたものです。
しかしお客様の前では、「31画の大吉の印鑑にしましょう!」「24画だと結婚できます!」と、もっともらしく語る訳です。
しかし、もともと印鑑には無知ですので、そのようにできる訳がありません。
最終的には裏に控えている印鑑製作会社に丸投げなわけですね。
(続く・・・・)