占い師に観てもらって印鑑を作ると画数のことしか言われません。
「20画で凶だから結婚ができない。31画の印鑑にしましょう!」と。
具体的に言われるとそうかなーと信用してしまいますが、ここが問題なのです。
何でもかんでも24画や31画は間違い
文字にはそれぞれ可能な増画と不可能な増画があります。当然です。文字には限界があるのです。
例えば 「一(はじめ)」さんという方が24画になることは不可能です。
極端な例ですが、文字の形によって接点をつけるにも限界があるのです。
これを印鑑製作会社に外注したとします。
占い師が篆刻の知識なしで、勝手に指定された数字を開運印鑑にするのはとても困難なこともしばしば。
不可能な数字を一方的に言われても、現実的に不可能なのです。
彫刻師はそんな適当な占い師の指示には従いません。
何の知識もなしに販売に結びつけるためだけに、24画と31画だけを指示されても無理なのです。
そこで完成した印鑑は占い師の意向とは全く異なるものとなるのです。
(その方が良い場合もありますが、単なるはんこ屋の場合は当然凶相となるのです)
(続く)