前回は画数のみで判断する占いが、いかに中途半端であるかを書かせて頂きました。
日本人は何故か画数判断が大好きです。
単純に吉凶が判別できるからでしょうか?
しかし適度に楽しむレベルならそれでも構いませんが、運勢に影響があり、また一度購入すれば何十年も使用する印鑑を画数判断で選ぶのは大変危険であると謂わざる得ません。
画数だけの鑑定では効果絶大な開運印鑑にはならない
現在あるネット上の開運印鑑のお店は間違いなく、画数のみでしか鑑定しておりません。
それをもっともらしく「20画の凶数を秘伝により31画にして、開運に導きます!」などと大げさに振舞っているのですから、素人なら騙されますが、ある程度勉強した人には、通用しない初歩の初歩であると言えます。
ところで運勢に影響を与えるファクターの一つに【言霊(音数)】があります。発音する一つ一つの音には神が宿り、それぞれに意味があるという占術です。
画数は物を言わない、書面上の吉凶ですが、言霊は音として発音するため、吉凶の顕現力が強いのが特徴です。
悪いことを直接目の前で言われたほうがショックが強いのと同じです。言霊には現実界でのパワーが宿るのです。
読み方が違うだけで運勢にも変化がおこる
また強さの度合いだけでなく、同じ漢字でも読み方が異なる場合も多いかと思います。
例えば、裕子という方がいると仮定して、これを「ゆうこ」と発音するのと「ひろこ」と発音するのと、果たして吉凶は同じと出るでしょうか?
考えるまでもなく吉凶は変わります。
つまり同じ漢字でも読み方次第で、運・不運は変わってしまうのです。
ということは、画数だけでしか判断しない占い師やほとんど全ての印鑑屋は全く間違った鑑定をしていると言えます。
そのようなお店のHPの出来栄えに騙されて印鑑を購入してしまったら、どうなるのでしょうか?
10年間使用すれば10年間、印鑑からの凶作用が降り注ぐのです。
せっかく元の運がよい方でも、相当足を引っ張られることでしょう。
だから裕子という女性用印鑑を作成しても、読み方が違えば印影や接点数も変わります。
他のお店は画数だけなので裕子には同じ接点数を使用するでしょう。
ここが当店と他との一番の違いになります。