まずは上の画像を見てください。縦に長いので半分は次の段落に載せます。
「印章業界の展示会」というものが毎年あります。そこへ行くといろいろな光景を目にします。
結局はハンコ屋というのは商売なので、売れるかどうかが一番重要なんですね。私のように本気で開運印鑑を作っている人はほぼいません。もちろん印鑑はちゃんと作っているでしょうし、お店もちゃんと営業しています。しかしその本音は商売なので、商売を工夫して頑張っていますが、本気でお客様の運勢を変えようとは思っていないのです。これは間違いありません。
何故なら、彼らはもともと占い師ではなく、ハンコ屋のおじさんか、その息子が親の後を継いだだけなのですから。
だから、誰も占いや鑑定のバックグラウンドもなければ、鑑定実績もないわけです。
それでは、何故お店では「鑑定」「姓名判断」等の単語が出てくるのでしょうか?
鑑定はコンピューターが全部やってくれる
上記の画像は<印相鑑定書発行システムのパンフレット>の下半分です。上半分が最初の画像ですので、ページの一番上を再度確認願います。
印鑑の展示会に行くとこういったパンフが配られます。営業もかけられます。
「貴店でも開運印鑑を販売しませんか?占いは何も分からなくて大丈夫ですよ。コンピューターに名前を打ち込めば、自動的に結果が出力されますので、印刷するだけなんです。これで創業何十年の開運印鑑のお店をアピールできますよ!」とこんな感じです。
実際そのようなお店が続々と通販で登場しており、私も参っております(笑)というか、腹立つことも多いです。何故なら文章の盗作につながっているからです。
国際数霊印相学会から多くのうんちくがコピーされている
当店のホームページは日本一、圧倒的な量の印相に関するうんちくが載っています。全て私が一人で書き上げたものです。私の中に印相の全ての内容が組み込まれていますので、自由自在に知識が飛び出します。また伝統の知識を元に、さらに一歩進めた完全オリジナルに体系づけたのが私ですので、オリジナルな文章が書けるわけです。
だから本も出版できるのです。現代ではほとんどのお店の職人は本を書けません。もちろんホームページすら作れないです。
彼らのホームページは全て業者の作品です。お金を何十万も支払い、さらにメンテナンスも頼んでいるはずです。ホームページを見ればすぐに分かります。
ハンコ屋がホームページを発注した業者は、印相に関して知識はゼロですので、参考になるサイトを探してコピーします。コピーした文章を巧妙に言い回しを変えてオリジナルっぽく仕上げて、ハンコ屋に納品します。
しかし元はかなりの部分が国際数霊印相学会の物真似のため、オリジナルを書いた私には、これらのページの元は盗作だということが見抜けます。
人のサイトをコピーする程度の知識しかありませんし、占いを真剣に学んだ経験もないので、本なんて書けるわけないですよね。そして上の画像のような展示会て注文したパソコンソフトを使って、いかにもプロっぽい鑑定書を出力し、顧客に渡すわけです。
「これがあなたの運勢で、今回作った印鑑はこうなんですよ!」と。
これを単なるゲームと言わずに何と言うのでしょうか?「最低でも本一冊書き上げてから物を言え」と言いたいのが本音です。
そんな嘘っぱちのハンコ屋が作ったハンコが「本物の開運印鑑!」として堂々で売られているのです。
↑自分の中に本物の知識があれば、とめどなく言葉が出てきます。それが本という形になり多くの人に読まれるようになります。私は印相の本だけでなく、開運関連の本を計4冊出版しています。
万年暦の存在する知らないハンコ屋のの店主
上の画像が万年暦です。これはプロの気学家が使用する完全な占いのプロ仕様です。
実は開運印鑑は気学の知識がなければ作ることはできません。もちろんコンピューターソフトでも結果を出力することはできますが、重要なのは印鑑の作り手が気学を熟知して、印相に落とし込むことができるかどうかなんです。
プロっぽい鑑定書を出力するのは誰でもできますが、それと印鑑作成とは全く別物です。しかし、気学が分からなくても鑑定結果だけは出てきますので、お客様は騙されてしまうわけですね。
私は本物のプロなので他店のようにコンピューター占いなんてしません。毎日1本1本に対して真剣に向き合い、確実に運命の修正を行っておりますので、私の万年暦は手垢で真っ黒です。しかもこれは二冊目です。最初の万年暦はボロボロになって破けてしまったので、買いなおしたのです。
日本のどのハンコ店に行っても、プロ仕様の万年暦なんて持っていません。その存在すら知らないのが実情です。
当たり前です。単に商売として本物!と言い張っているだけですから。万年暦を元に人の鑑定なんてできません。彼らができるのはソフトから出力することだけです。
ホームページ上に占いの入力画面があれば偽物確定
よくあるのですが、ホームページに自動姓名判断ができる入力画面があれば、間違いなくインチキ店舗確定です。素人に占いのプログラミングは100%出来ません。
全ての鑑定結果の組み合わせをホームページ上に組み込むのは業者の仕事であり、ハンコ屋なんかができるレベルのものではありません。要するに完全に業者委託ということが確定します。上で紹介したコンピューター占いをホームページ上にも取り入れたわけですね。
ところでコンピューター占いは、これもまたインチキって知っていましたか?
コンピューター占いは全部インチキの理由
実は私はだいぶ前に一人の占い師をプロデュースして有名にしてあげたことがあるのですが、テレビにもたくさん出演することになったので声がかかり、その方の監修という名目で占いアプリが作られたのです。
しかしよく聞けば、その方は内容には一切関わっていなかったそうです。つまり自分の名前だけを貸したアプリなんですね。占い師の顔と名前が載っていて、いかにもその方の占いの内容に見えますが、実際には業者が既にある巷の占いの内容をそのまま打ち込みなおした偽物だったのです。世の中ってそんなものなんですよね。
これがコンピューター占いの実態であり、それを使っているハンコ屋は全部インチキであることがここで分かるのです。
毎日がオペと同じ開運印鑑作成
よく思うのですが、私の印鑑は外科手術と同じです。
それも心臓や脳外科の最も難しい手術を唯一やれるゴッドハンドの医師がいますが、同じようなことを開運印鑑でやっていると思っています。
実際に、このお客様の印相はほぼ無理、というくらい吉相にならない人もいるんですよ。本当に、どう頑張って難しい数霊の配列があるのです。
もちろん私がみるからそのように分かるのです。他の店主はそこまでの知識がないので、表面上の数合わせだけでちゃっちゃと作っていると思います。
しかし私が見ると、相当に複雑な配列があり、これを巷の職人がやったら間違った印鑑が出来るのが目に見えてしまうのです。
そこを長年の経験と瞬間に降りてくる閃きによって、最強の印相に仕上げることが出来ています。毎日がその繰り返しです。もちろん本当に難しい人は何十人に一人とかの確率ですが、数霊の配列が難しくない場合には、さらに的確な印相に仕上げていますので、それはそれで問題はないはずです。
そのような難題をこなす度に思うのが、「これって外科手術だよね、それも日本で一人しかできないような究極レベルの」。
コンピューター占いを自慢しているお店のレベルと一緒にしてもらっては困るということで、今回のブログは結構別の意味で力が入りました(笑)。長年の鬱憤をどこかで表現したかったので、それが今回飛び出したわけですね。
でも全て事実ですので、それだけはお分かりいただけたのでは、と思います。