風水表札

現代では門札（もんさつ）という言葉はあまり聞かれなくなってきました。都心では一戸建て住宅よりもマンションに住む人が多いので門という感覚がないためです。郊外でも大きな家以外は門と玄関との距離が近いため分けて考える意識が薄れてきています。

マンションやアパートで、ネームプレート入れに紙に印刷したり、手書きで名字を書いたりしたものを差し込んでいる場合があります。紙そのものが悪いというより、見た人がその家に貧相な印象を持ち、「貧相だな」と想うので、その念により運勢を落とすのです。

玄関にかける表札はエネルギーの出入口ですので天然の銘木で作るのが正しい法則と言えます。自然素材の中でも一流と言われている、一位や檜（特に木曽檜）、ヒバなどがおすすめです。他にも松や杉、サクラやケヤキもありますが、前出の3種類には敵いません。

表札も縁起物なので素材と寸法が大切。完全な風水表札となるには条件があります。適当に作っては開運物に成り得ません。とはいっても表札は印鑑に比べて人の運気に直接関わるものではありませんが、より良いものを選んだ方がいいのは言うまでもありません。

檜は木材の中でも一流と呼ばれる素材の一つ。住宅建築でも最高級の木造住宅には檜を使用します。昔から＜総檜の家＞と言えばゴージャスな家を想像しますね。玄関から入った途端に香るヒノキの香りは人々を癒し、温かみのある木肌が和みを与えてくれます。

洋風住宅にでも和風家屋にでも良く似合う正方形の木製デザイン表札。漢字も横書きで英字を加えた和洋折衷のデザイン。職人による手作業の価値ある逸品で縁起の良い浮き彫り仕上げにしました。楷行書や書家による書体、エネルギーに満ち溢れた天然銘木を使用。

ヒバの材質が建築材としても腐敗に強いのは有名で、害虫にも強く虫も逃げ出すように一番長持ちします。耐久性と強さに関しては一位や木曽桧よりもヒバの方が断然上。何よりもずっと見ていたくなる白黄色の美しさと引き込まれる魅力は一位よりも上です。

木で作った表札は玄関のどの位置に取り付けるのがベストなのでしょうか？風水から見た一番縁起の良い大吉の位置とは？自然と共存する風水的考え方を表札にも取り入れるのがベストになります。実際の利便性も含めて最強の場所をこのページでは公開しています。

表札は木製がベスト。プラスチック製は火のエネルギーがあり喧嘩や対立を招きます。石製もエネルギーが強すぎて人を跳ね返します。家内安全の幸運波動を持つ素材は木以外にありません。また文字を盛り上げるように彫る浮彫りの技法も木製だからできるのです。

先祖代々受け継がれてきた姓と、その人自身を示す名前の両方を表札に彫ることで家の存在価値を示すのが表札です。連名は必要ありません。ご主人のフルネームの横に、子供や奥さんの名前を連ねて書く方もおられますが、決して吉にはならず、むしろ凶と出ます。

門札は家から離れているため風水的に素材の影響を受けません。門札はお好きな素材を選んでOK。雨や直射日光にも強く耐久性に優れた素材がベスト。表札は家の玄関に直接付けるため家のエネルギーに影響を及ぼします。よって木製表札を選ぶのが絶対法則です。

伊勢神宮は式年遷宮として25年に一度屋移りします。表札も同じで生きた素材は生まれ変わりながら開運効果を維持していきます。表札は白木に塗装を幾重にもかけ水気に強いように仕上げますが、天然物である以上5～10年で交換の時期が来るとお考え下さい。