昨日のテレビ番組「カンブリア宮殿(テレビ東京で放映)」は非常に勉強になりました。
毎回、好調・好業績の企業の裏側や成功の秘密を伝える番組ですが、昨夜は過去最高益を出し続ける、「ユニクロ」「餃子の王将」「ニトリ」「マクドナルド」の特集でした。
聞く者の心を打つ社長の名言
それぞれの社長はやはり優秀で、独自の信念のもとに立派な従業員教育をしているのが分かります。その中でも一番心に響いたのは「王将」の社長の言葉でした。
まず「率先垂範」だと。
「従業員は上の背中を見てでしか育たない」と。だから社長は毎朝誰もいない時間から会社の前だけでなく、近所も含めてくまなく掃除するそうです。だから従業員も店内を清潔に保ち、常に衛生的な厨房を実現できているそうです。
そして「努力は嘘をつかない」とも。
全くその通りです。
自分で何かのためにしたことは、例え評価を受けなくても自分の実力になっていることには変わりありません。その積み重ねがその人のキャリアそのものであり、本当の実力は努力の積み重ねでしかないのです。
努力の上に花開く才能
実際には才能がものをいう職業も数多くあることでしょう。しかしいくら才能があっても努力の上でしか開花しないことも知るべきです。
また才能あるかどうかを知るのも、努力をした後でないと分かりません。やってみて、さらに深く突っ込んでみてようやく自分に才能があるかも分かるのです。
だから何もしないで自分に才能がないと思うのは、正しくありません。
人というのは必ず何らかのきらめく才能を持って、生まれてきているのですから。