白水牛はここ何年かの間にポピュラーになった比較的新しい印材です。
白水牛の持つ飴色が人気のようで、ほとんどのショップで販売されております。
以前はオランダ水牛と呼ばれておりましたが、数年前に白水牛として正式に名称統一されました。
売上アップのために使われる運を落とす材質
白水牛は歴史の浅い印材ですが、何故か開運印鑑としても売られています。
いつからそのようになったのか甚だ疑問であり、売り上げ目的のために何でも新しい印材を見つけてきては【開運】として販売する安易な印鑑商法には呆れるばかりです。
印鑑は運勢に影響します。
単なる品物でしたら新しい商材を出すのも勝手ですが、お客様の命運がかかっている印鑑なのですから、本当に良いものだけを作る姿勢が印鑑職人として一番大切なのではないでしょうか?
白水牛の意味と運勢に与える影響ですが、ハッキリ言ってこれはお勧め出来ません。
白水牛の意味と凶作用の内容
水晶や他の宝石印鑑程の凶作用はありませんが、波乱万丈の象意を持つ運気を落とす印鑑でありますので、販売店に騙されずに購入しない姿勢が大切です。
そもそも水牛は死ぬまで人に酷使されて労働力を搾取される動物であります。
その過酷な労苦を背負わされる運命を持つ水牛の印鑑を持つ事が開運に繋がるわけがありません。
白水牛を使う人には、過酷な困難が付いて周り、すっきりと運が晴れることはありません。
例え幸運に恵まれたとしても、その結果は相当の苦労の上に成り立つものとなりますので、水牛印材の使用は控えた方が無難と言えます。